お酒の話(お酒の事を知る基礎2)
前回、お酒って何って話と、醸造酒と蒸留酒の違いをお話ししました。
今回も、お酒の種類についての話です。
大きく分けて醸造酒と蒸留酒があるお酒ですが、ウィスキーとかブランデーとか色々お酒の種類はありますよね。
それぞれどんな物で出来て居たり特徴があったりするのかを簡単に書いていきたいと思います。
当然ですが、お酒の種類は多種多様にあるので全てを知っているわけでは無いですし、またブログで書けるような物でも無いと思います。
ですから、今回は一般的に聞いたことがあるようなお酒について話をしていきます。
どのお酒の種類でもそうですが、国によってお酒の定義が決まっています。
日本でも酒税法によりウィスキーと名乗るにはこういうお酒でなくてはいけないと決められています。EUやアメリカも同じです。ですのでこれから述べる区別は大まかな物だと思ってください。
1.ウィスキー
ウィスキーは日本でもとても一般的なお酒です。お酒を飲んだことがある人なら、一度は口にした事があるだろうとも思います。
ウィスキーにもいろいろな種類があるのは何が違うのかという事については、また機会を別にしてお話しします。
ウィスキーとは殆どが大麦やライ麦、そしてトウモロコシを麦芽の醪で糖化して、発酵させた後に蒸留して作られたお酒です。
ウィスキーと言えば琥珀色の液体を思い出す人も多いでしょうが、あの色は樽で何年も熟成させることによって出てくる色で、出来たばかりのウィスキーは無色透明です。昔の日本のウィスキーは色を出すのにわざわざカラメルを使ったりしたことがあったと聞きますが、基本的には熟成することで出てくる色になります。
ちなみにウイスキーはwhiskyともwhiskeyとも書きます。一般的にはwhiskyの方が多いようですが、アメリカのウィスキーはwhiskey綴りが多いようです。
日本語ではどちらもウィスキーなので問題ありませんが、英語で紹介する場合、ラベルに書いてある名前で紹介しないといけないと言う不文律があるようです。
例えば、ブラントンなら、Blanton's The OrignalSingle Barrel Burbon Whiskeyという書き方をしますし、マッカランならThe Macallan Highland Single Malt Scotch Whiskyという書き方をしないと駄目って事ですねw
2.ブランデー
まだブランデーを飲んだことが無い頃、ウィスキーとよく似てるのに何が違うんだろうと思っていたブランデー。
こちらは果実酒を蒸留して作ったお酒になります。
ブランデーの違いについてはここでは少しだけ述べる事にしてまた機会を別にお話しします。
基本的にはコニャックやアルマニャックを代表とする白葡萄酒を蒸留したものが多いのですが、その他の果実の物も多くあります。
この辺がお酒をややこしくしている原因の一つかもしれませんが、ぶどう以外の果実で作られたブランデーは○○(果実の名前)ブランデーと名乗ることが多いのですが、ノルマンディー地方のアップルブランデーはカルヴァドス、ドイツで作られてるチェリーブランデー(殆ど熟成はしない)はキルシュヴァッサーと言います。
どちらもよくお菓子の風味づけに使われるのでそちらの方で知ってる方もいるのではないでしょうか?
このブランデーも作られた当初は無色透明です。
樽での熟成によって味がスムースになり、ウィスキーよりも長期で熟成されることが多いです。
良くブランデーだとVOとかVSOだとかVSOPだとかナポレオンだとか聞いたことがあると思いますが、これはそれぞれのお酒の熟成度を表すものです。ただし、コニャックやアルマニャックはこの命名に対してきちんと規則があるのである程度信用できますが、それ以外のブランデーは適当に付けているので、ナポレオンと付いてるから美味しいブランデーだとは限りません。
ブランデーの括りに入るか入らないか微妙なお酒がグラッパです。イタリアのお酒ですが、これは俗に粕取りブランデーと呼ばれている様にぶどうの搾りかすを原料として発酵させ蒸留したものです。殆どは樽熟成はしないので透明な物が多いです。
なんだか書く事って結構たくさんあるので、2種類だけ今回は紹介します。
次回はジン・ウォッカ・テキーラ・ラム・・・と蒸留酒を紹介していき、その後醸造酒の紹介をしていきたいと思っています。
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