アニメ感想:現在放送中のアニメ( 超人高校生たちは異世界でも余裕で生き抜くようです! 11話)
どうにもこうにも、どんどん突っ込みどころが多くなって収拾がつかなくなってきた感じのあるこのアニメですが、だんだんやってることが独裁主義国家のやり口に近づいてきていますw
今回は七人が碧の団を監視している所から始まります。
帝国に帰順するため、コンラッド侯爵が帝都に出発する所を忍が司に報告。
忍が何かの場所を発見したことを受けて、司が何かをしかける様なので忍にそこを離れるように指示します。OKと言っておきながら何かが気になる様子、これは指示を無視する気満々ですね。
こういう場合ホウレンソウが大事と言うのはどの世界でも一緒のはず。
というか、下知に従わない忍者など、忍者ではないと声を大にして言いたい。
一方、ギュスターヴ領では敗血症が流行して、もう抗生物質も使い切ってしまっているのに多くの患者がまだ倒れています。。。
って敗血症って感染症から多臓器不全を起こす病気ですから、すぐに対応しないと大変だと思います(小並
普通は抗生物質だけで回復は難しいので、色々な設備で色々な対策をしないと駄目だろうし、人数も多いので助かる人は多くないだろうのが普通ですが・・・
敗血症にかかった女の子のお母さんは、暁に対して女の子を救ってくれと頼みます。
まぁ暁は神様なので仕方ないですね。
それに対して返事が出来ないでいると、如何にも悪役ですという顔とセリフを吐きながら、ギュスターヴ領医師会の人達が現れます。
医師会かぁ・・・何となく世界観的に医療ギルドとかの方がしっくりくるネーミングだった気がするなぁ。
医師会会長のセレンティウスがこの秘薬を使えばその子の痛みを取り除くことが出来ると言って、アヘンを出しますが、七光聖教によってこの秘薬が禁止されてるので渡せないと母親に告げます。そして七光聖教のせいで苦しむ患者を放置する七光聖教を恨めと言います・・・が・・・
何と言うか、工作するなら七光聖教の暁以下の人が居る前でやったらダメだろうw
というより頓服で服用して用いるアヘンは純度が低いので麻薬として扱うなら喫煙だろうし、アヘン自体は言ってみれば軽いモルヒネですから、末期の患者の苦痛を和らげるという意味ではこの時代なら服用での使用はありな気がします。
と真面目に話を進めたらこのアニメは途端にどうしようもなくなるので、ここはそんな麻薬のアヘンを進めてきてしかも苦しむ患者を見殺す七光聖教という噂を広めようとしているなんてなんて悪人だ!と憤っておきましょう。
それを見ていた暁は患者を全て我が癒しの力を与えた桂音の奇跡ですくって見せると大見えを切ります。
それに対して桂音は、確かにペニシリンはもうないけれど、この石炭から薬を作って全員救って見せると言います。
魔法の事を物質で原子レベルで干渉する技術と結論付けてリリルに手伝ってもらう事で薬の調合を行う事にします。
まず石炭を蒸し焼きにしてコークスとコールタールに分離しますとリリルに説明すると、「ハイ」と答えてあっさり作ってしまうリルル・・・コークスとかコールタールとは何でどうなっているのかを完全に理解してないとそんな簡単に行かないですよね?
原子レベルでの干渉と言ったって、何をどう扱えば良いのかは対象がどういう化学組成になっているのかをきちんと理解しないと無理ですしね・・・
まぁ作っているのは異世界物での定番万能薬サルファ剤ですが・・・万能薬ですのでまぁ誰一人重篤な副作用を起こすことなく全員がこれで救われます。
とりあえずこの手の話は粗が多いので突っ込み始めたらきりが無いですがこういうのって誤った知識を仕入れる層が一定層でてきそうで不安です。
なんせ、過去に民明書房が実際にあってその内容が真実だと信じている人に複数出合っているので、医療関係の知識は簡単に扱っていいのかなぁと思ったりもします。
それに対して、ギュスターヴ医師会の連中は夜に集まり、薬をリルルが作っているとの事で、リリルを脅して拷問しても良いから薬を毒にすり替えて、それにより七光聖教の権威を落とそうと画策しています。というか、リルルが狙われやすい事なんてとっくに当たり前だと思うので、簡単に捕まえる事は出来ないと思うんだけどなぁ・・・
まぁ多分リルルはかなりの重要人物になってますが、ストーリーの都合上何の護衛も付いてないのでしょうね。
それを盗み聞きしていた桂音は、医師会の取り巻き二人をメスで倒し、医師会ボスのセレンティウス伯爵を脳外科手術して人格も考え方も自分の都合の良いように変えてしまいます。
脳のロボトミー手術とは一般的には精神疾患を治療する方法としてかつて行われていた物で、自分自身の操り人形と出来るものではありません。
なんだかとにかくこの回は個人的には色々不快でした。
とりあえず、反対する人間たちには法的手続きを飛ばしてでも何をしても良いという考えがこの高校生たちの根底にはあるので、自由と平等とはかなり遠い所にありますね。
その頃碧の団はネウロ元帥に謁見を行っていて、七光聖教を倒す戦力を与えようとしています。それは1万の兵力と、ラージソレイユを簡単に使えるネウロの副官タンガニカ。
それを聞き碧の団は七光聖教と敵対することを決めます。
しかし戦力インフレが早いですね。
その頃司と林檎は何やらICBMらしきものの前にいて、こんなものをこの世界に生み出してよかったのかなと問う林檎に対して、国を維持するには力が必要なんだと言います。
それは全く同意なのですが、これまさかと思いますが核ではないですよね?
レールキャノンだなんだと作れるくらいの超科学力があれば、なんだってできますよw
何なら衛星打ち上げて神の杖でも作った方がよっぽど強力ですし。
自分たちが作った武器で戦わなくてはおんぶにだっこじゃ意味が無いと言ってた人がどっかにいた様な気がしますが多分気のせいでしょう。
ジャンヌが一人たたずむ城壁にコンラッド公の護衛ロイゼナッハが現れますが、まぁコンラッド公は俗にいう良い人軍だったらしくロイゼナッハとコンラッド公は帝国側に付いた人達らしいですね。
まぁジャンヌを殺そうとしている所に忍が助けに入ってロイゼナッハを倒し、いつものごとく地下の秘密の場所に連れて行きます。コンラッド公が黄金像をかすめ取っていたという事が分かり、ジャンヌは七光聖教と協力することにします。
多分ですが、碧の団自体が表向きとしてギュスターヴ領からの解放を宣言していたいので、団員に根回しすれば多くの団員がコンラッド公側から離反すると思われます・・・がそんな工作はしません。
そこにコンラッド侯爵とタンガニカが現れたので忍とジャンヌは柱の陰に隠れます。
そしてダンガニカを見て何かを察した様子の忍・・・と言う所で今週は終わりです。
忍の察した通り多分ダンガニカは何か姿を変えたギュスターヴなんでしょうね。
それより最初からの設定無視おバカ加減で進めばいいのに、途中で敵を作って盛り上がろうとしているため、なんだか色々理屈が付き始めてかなり粗が目立ってきました。
こういうノリなら理屈無しでガンガン進むべきだったんじゃと思いますね。
特に医療関係での粗目立つ理論でのご都合主義はちょっとどうなのだろうと思います。
自由と平等なんて言わずに、とりあえず俺たちが支配してから皆を教育してやるぜヒャッハーの方がよかったんじゃないかなとも・・・
今後どう展開するか分かりませんが、とりあえず注目していきます。
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