アニメ感想：現在放送中のアニメ（超人高校生たちは異世界でも余裕で生き抜くようです！ 4話）
以前の記事から修正した記事になります。
このアニメ、突っ込みどころが多くてお芝居はシリアスが続くのですが、どうしてもギャグアニメと見えてしまいます。
まず、前回絵にかいたような悪い領主に村が襲われ、ヒロイン（なのかな？）の女の子がさらわれていきました。
今回は村人が襲われた後に話し合い（というか、領主の所へ殴り込みに行こうといきがっている所）から始まるのですが。
主人公が色々と諭しているシーン。
主人公のバックには燃え盛る家々があります。
話し合いよりまずは火の延焼を食い止めるのが先だろ・・・
超科学者だって居るのだから、とりあえず消火しようよ。
まぁこんなシーンが満載なので、ストーリーを大雑把に追いながら突っ込んでいきましょう。
この後、なんだかんだあって、領主の城まで攻めていくことになるのですが、その際にも「我々も命のやり取りとなれば本気を出さざるを得ない。結果この世界の文明を軽く500年は進めてしまうだろう（中略）この世界ごとぶち壊してしまう事になるが、それでも本気を出して良いのかね？」
と、普通にそこに居たら身もだえしてジタバタしたくなるセリフを吐きます。
主人公のイキリ具合もこのアニメの一つの見どころと言えるでしょう。
さて、攻めていくときですが、最初の城壁はさすが超科学者がいるチーム。
レールキャノンを発射し吹っ飛ばします。
レールガンは、現状でも速度マッハ６で、射程は約２００キロです。マッハ6は時速で言えば7344km/h、秒速で言えば2040m/sになります。
1秒で2kmも飛んでいく化け物です。
これは今の段階のレールガンですから（それでも大砲みたいなでかいやつです）、レールキャノンと言えるほどの大口径の未来兵器がどれほどの威力なのか・・・
城壁吹っ飛ばす位で済むわけはありませんが、城壁だけが綺麗に壊れます。
まぁ電力は超科学な小型原子炉で何とかしたんでしょう・・・
まぁ、そんなこんなで初弾は攻撃成功！！
レールキャノンなんて超兵器を、中世の世界で現代的な物資が全くないでも一晩かけず簡単に作り上げてしまうのは流石！！これは楽勝で勝利でしょう・・・
と思ったら実際に攻め込む人たちは、剣と盾を持ってます。
剣と盾かよ！
まぁジュラルミンの盾だったり、超科学は超科学なんでしょうが、レールキャノンなんてオーバーキルな武器作るくらいなら、もっとこちらの被害が少なくなりそうな装備だって作れただろうに・・・
何だかんだあって城の兵士はモブ簡単に死んでいってしまいます。
この辺はどのアニメでもモブには厳しいですね。
そして主人公。
領主を追い詰め、色々セリフを吐いて、銃で額の真ん中を打ち抜きます。
ただ、後々人質として使うためなのか、殺しはしたくなかったのか、ゴム弾を発射する銃を使います。挙句に気絶した領主に向かって
「安心したまえ、ただのゴム弾だ。」
とかセリフを吐きますが・・・ゴム弾でも火薬で発射してそんなところに命中したら普通死ぬんじゃなかろうか・・
などと突っ込みどころが多い所をシリアスなお芝居で見せておきながら、詰まらないという所とのギリギリの線をついて見させる構成はなかなか凄いとは思います。
一つには全部の前提をもうこうだからこう！！と説明もせずに当たり前の事として扱うので踏ん切りが良すぎてギャグ物として通用しているのだと思います。
一つにはわざと異世界の俺TUEEE物のお約束パターンだけを集め、茶化すわけでもなく淡々とシリアスにやっているおかしさもあるのかと思います。
今の所面白く突っ込みながら見ているアニメです。
| 超人高校生たちは異世界でも余裕で生き抜くようです! |
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