アニメ感想：現在放送中のアニメ（本好きの下剋上司書になるためには手段を選んでいられません 11話）

11話の感想、書いてあったのに公開するのを忘れていたという何と言うドジｗ
ということで11話、12話と連続でお伝えします。

今日は11話です。

前回ついに感情が高ぶっていないのに身食いの熱で倒れてしまったマイン。

前回の次回予告で魔道具を分けてもらう事になっていましたが、これから後熱が酷くなってくるとすればどうするのでしょう？

熱にうなされているマインは、もうろうとした意識の中で、熱が玉に吸い込まれる感覚を感じます。

このまま全部熱が無くなってしまえと玉に熱を封じ込めて行くとその玉が砕けてしまいそこで目を覚まします。

実はここはフリーダの家、身食いの熱を魔術具で吸いだしマインは体調が戻ったのでした。

身食いの熱を治すことは出来ないけれども抑える事は出来ると言うのは、魔術具で熱を吸い出す事だったのです。ただ、魔術具と言うのはあふれ出した魔力だけを吸い出したに過ぎない事、そしてそれは大きくなればなるほど出来てくる量は増えてまたすぐにあふれ出すこと、そしてそれはもって一年位だとフリーダはマインに教えてくれました。

しかし魔術具は貴族だけが持てるもの。普通は手に入れる事は不可能です。

では、フリーダが持っていた魔術具はどうやって手に入れたかというと壊れかけか用済みの魔術具を祖父のグスタフが買い集めたから。身食いは魔術具がないと生きられないそうです。

助かる方法はただ一つ貴族と契約する事。フリーダは魔術具を手に入れるために成人式が終わったら貴族の愛妾となる契約をしているそうです。

身食いの平民が生きて行くにはそれしか道が無くて、それが嫌なら死ぬしかないのだとか・・・

貴族は魔法を使えるけれども平民は使えない。そして、平民が魔力を持つと外に出せないから内にこもってしまうと言うわけですね。土地を痛めないでトロンベを発生させて紙の原料とすれば多少良いのかな？ｗ

ただ、この身食いの為に貴族に飼殺されるか、死ぬかしかないと言う事実は、マインにはショックだと思います。

翌日、グスタフは魔術具の代金として小金貨3枚を要求します。

マインが払えると言うと、グスタフとフリーダは意外な顔をします。

それもそのはず、マインが支払えなければマインをグスタフの店に登録させると言う話になっていたのです。

吹っかけて払えないという状況に持っていきたかったのですね。

どこまでも商人気質な二人です。

翌日、家族がフリーダの家に顔を見せますが、フリーダがもう一晩家で預かると言います。

皆が帰った後にフリーダと二人で食堂に入り込み、お菓子を作ります。カトルカール、つまりパウンドケーキを作るのですが、当然この世界の人達はそんなお菓子は知りません。

その後お風呂に二人で入りますが、貴族の愛妾となる事もフリーダは前向きにとらえ、身食いだからとあきらめていた店を貴族街に持って商売することが出来る事を喜んでいるようです。

「フリーダは強いな・・・」

これはマインのセリフですが、与えられた環境の中で自分の夢を実現する可能性を追求していこうと言う態度や、考え方は見習いたいものだと思います。

さらに翌日フリーダの洗礼式になり、マインの作った髪飾りを二つ付けたフリーダを見ていてトゥーリの事を思い出し、なぜか涙が流れるマイン。

家族が迎えに来てくれて、家に帰るとマインにとって今の家が本当に自分の家と感じる様になってきたようです。

一年以上も一緒に居て、自分に愛情を注いでくれた人たちですから、家族としての絆を感じてきても当然ですよね。

ベンノの店に着くと、どうやら本当にグスタフは吹っかけていたようで、ベンノには魔道具が小金貨2枚だと言っていたようです。

だから小金貨3枚と言えば払えないだろうと思って言ったんですね。どこまでも商売人です。

ベンノに砂糖を使ったお菓子を作った話を質問すると、どうやら砂糖は最近外国から渡ってきた物の様で、貴族に人気が高いものの様です。その貴族相手に売れそうな物のレシピが無償で渡ったことで怒られてしまいます。

冬が訪れて、ベンノの店は盛況です。冬の退屈さをしのげる物なら財布のひもが緩むと言う話を聞き、マインはトランプやリバーシ―など簡単に作れそうなおもちゃを考えます。そこでマインはフリーダが言った身食いの熱で生きていられるのはせいぜい一年位という言葉を思い出します。

貴族の元に行くと言うのは、家族と離れるという事。家族のだれにも言い出せないままマインの洗礼式の時期が近づいてきます。

洗礼式の衣装を着て皆が集まっているときに、マインは自分の身食いの事を話しだします。身食いの熱を抑え続けるのは魔術具が必要で、後1年しか持たないらしい事。貴族街に行くと助かるかもしれないけれども二度と皆と会えなくなる事を言ったうえで、自分は皆と離れたくない、ここに一緒に居て良いか？と尋ねます。

みんないつまでも一緒に居ようと言いますが、父親のギュンターは一人何か物思いにふけっています。

と言う所で今回は終わりです。

お父さんの立場からしたら一生会えない所に娘が離れて行くのも、死んでしまうかもしれないのも両方とも辛いでしょう。また、マインが一緒に居たいと言っているのもあってまた自分が平民で助けてあげられないのも歯痒いのだと思います。

でも、生きていて欲しいという気持ちは強いだろうのは分かりますね。

最後に、このアニメのOPとEDのご紹介です。

毎回のようにずっと紹介し続けます。もしこの記事を何かのご縁で読んだ方は下のyoutubeとかで聞いてみてください。とっても素敵な曲です。

オープニングテーマ「真っ白」
作詞 - 岩里祐穂 / 作曲・編曲 - 白戸佑輔 / 歌 - 諸星すみれ

諸星すみれ youtube チャンネルより

エンディングテーマ「髪飾りの天使」
作詞・作曲 - 吉澤嘉代子 / 編曲 - 清竜人 / 歌 - 中島愛

Flying Dog youtube チャンネルより

CD 諸星すみれ / デビューミニアルバム「smile」

中島愛 / 髪飾りの天使／水槽（本好き盤） [CD]

本好きの下剋上司書になるためには手段を選んでいられません

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