アニメ感想:現在放送中のアニメ(本好きの下剋上 司書になるためには手段を選んでいられません 7話)
前回、ベンノさんからの呼び出しを受けたところで終わってました。
このアニメは、無理筋を出来るだけ抑えて、でも現代の知識を利用する中身が大人の小さな女の子という設定が上手く当たってると感じます。
ベンノの呼び出しは一緒に食事を昼食を取ろうと言う呼び出しでした。
そこで分かったことは実はオットーの奥さんはベンノの妹だということ。つまりオットーとベンノは義理の兄弟でした。
そして呼び出した本題は釘をオットーに調達してもらった事に対してまずは自分を頼る様にとくぎを刺すのが目的でした。
謝って思わず頭を下げてしまうマインですが、この世界では頭を下げる習慣が無いため不思議がられます。
抜け目のなさそうなベンノでしたから、それだけではありません。商談を持ち掛けます。紙を作る道具や材料をベンノが調達する代わりに簡易ちゃんリンシャンの作り方を教える事を交換条件に持ち出します。
それを聞き、担保の代わりになるものが欲しいのですね。と確認するマイン。
担保なんて言葉を良く知っていたなと感心するオットーと担保ってなんだとマインに尋ねるルッツ。
その後も、洗礼式が終わるまでは、原料費と手数料を引いた分を二人の取り分に、洗礼式が終わった後は利益の1割を給料に上乗せしようと言うオットーに対して、洗礼式後は給料はそのままでいいから、紙を作る権利をマイン、紙を売る権利はルッツに渡してほしいというマイン。目先の利益よりも放り出させない権利を得る事に感心するオットー。その通りに話がまとまります。
この辺はマインの本ばかり読んでいた引きこもりとは思えないほどの交渉力で、また色々な本から得た知識からこの時代の大商人とも互角に渡り合うのが面白いですが、当然生身のマインは洗礼式前の小さな女の子。
ルッツはマインに対して劣等感と違和感を覚えます。
当然ですよね。それまで一緒に大きくなったマインは、こんなに物知りでも、大人と対等に渡り合う交渉術も、紙を作って本が読みたいという欲求も(というより本という物自体を知らなかったでしょうし)無かったはずです。
それをいきなりある時から、大人顔負けの聡明な知識を持って、色々この世界に無いものを作り出して、ルッツが商人になる夢を含めて大人と堂々と交渉している姿を見たら違和感を覚えない方がおかしいです。
それに、体が弱い近所の子供という認識で今まで居たのに、急に自分よりも何倍も知識を持ち、堂々と難しい事を言い、やってのけるのを見たら、劣等感にもさいなまれると思います。
そしてルッツは、マインにこう問いかけます。
「お前、本当にマインだよな?」
それを聞いて、紙を作り出したら、ルッツは私がマインじゃないと気づくとマインは(ややこしいので、麗乃マインと言いますねw)思います。
ここから、麗乃マインは悪夢を見ます。
家族全員に何となく余所余所しくされ、ルッツに合うと、「マインはどこだ?マインを返せ!」と責め立てられます。
悪夢から覚めた麗乃マインは、もし私がマインじゃないと気づかれたら、熱に食べられて消えてしまおう。いつそうなっても後悔しないよう、今は紙づくりに全力を尽くそうと決めます。
翌日、ルッツは森へ出かける用事があるとの事で、麗乃マインはルッツが居ないうちに大人の用事(交渉事)を全て終わらせてしまえば良いと張り切りますが、マインは元々体が極端に弱く、途中で熱を出して倒れてしまいます。
それでベンノからルッツと一緒でなければ店への出入りを禁止されます。
その夜、ベンノはオットーとマインの体について話していますが、どうやら前回出て来た身食いとは、魔力を持った平民の子にでる病気の様です。
この世界では、魔力は貴族だけが持つもの。そして魔術は貴族だけが行使できるものなのですが、まれに魔力を持った平民の子が生まれると、成長とともに魔力は増え、しかしそれを外に出すすべがないため、大抵は洗礼式前に死んでしまうのだという事。
魔力を放出する魔術具が手に入れば助かるかもしれないけれど、そうでない場合はマインは死んでしまうだろうとの事でした。
どうやらマインは身食いで死んでしまったようですね。そして魔力を持っていたが故に、本須麗乃は麗乃マインになってしまったのでしょう。
死んでしまって終わりでは話が続かないので、生き延びるのでしょうが、どう展開していくのか楽しみですね。
翌日、ルッツにマインはルッツと一緒でないと入店禁止と言われたと告げると、ルッツはマインに対して嫉妬心と疎外感を抱いていたことを告白します。
身体が弱くて、マインがルッツに頼らないといけない部分を見つけて、ルッツは少しだけ安心したのだと思います。
ベンノはルッツに対してマインのお守り係を命じます。
先走りがちなマインをちゃんと面倒を見れるのはルッツしかいないというわけです。
ルッツに対してもマインの対する居場所を作ってくれたのかもしれません。
そして、ルッツはこの日以降、麗乃マインに対してマインと呼ばなくなっていました。
と言う所で今回は終わりです。
転生した先が子供だったら、子供だと言う事を忘れた時に周りに与える影響とかがきちんと描かれていて面白いと思います。
いつまでもマインはマインでは居られません。自分の望みをかなえるには麗乃マインである必要があるからです。
これからどう展開するのか楽しみですね。
このアニメのOPとEDはとても好きな曲です。
曲の紹介を例によってしますね。
こういういい曲がもっとメジャーになってもらいたいものです。
オープニングテーマ「真っ白」
作詞 - 岩里祐穂 / 作曲・編曲 - 白戸佑輔 / 歌 - 諸星すみれ
諸星すみれ youtube チャンネルより
エンディングテーマ「髪飾りの天使」
作詞・作曲 - 吉澤嘉代子 / 編曲 - 清竜人 / 歌 - 中島愛
Flying Dog youtube チャンネルより
CD 諸星すみれ / デビューミニアルバム「smile」 | ||||
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中島愛 / 髪飾りの天使/水槽(本好き盤) [CD] | ||||
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本好きの下剋上 司書になるためには手段を選んでいられません | ||||
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